子供達がレギュラーとして試合に出るために少しでもサポートしてあげたい!
そんなお父さん・お母さんたちは沢山いらっしゃると思います。
今回は試合の中で活躍するために重要となってくる、プレーのスピードを向上させるために出来そうな事を纏めてみました。
まずはここをチェック

まず競技においてプレースピードに関わる要素は大きく2つあります。
- 動作のスピード
- 判断のスピード
の2種類です。まずはお子さんの動きを注意深く見て、どちらが足りていないかを見抜いてみましょう。
パターンは4つ
- 両方OK
- 動作は速いが、判断が遅い
- 判断は速いが、動作が遅い
- 両方遅い
子供の場合、試合で活躍できる可能性が高いのは①と②。年齢が上がって能力に応じてレベル分けが進んでくると活躍できるのは①のみになります。
① の場合はチーム内で既にレギュラーになっていると思いますので、この先は読まなくて大丈夫です(笑)
どこから手を付ける?
チェックリストで③、④に当てはまった方は試合に出れていない確率が高いはずです。
対策はずばり動作スピードを速くしていきましょう!
しかし、そもそも何故そうなっているかが分かっていないと対策の取りようがありません
私も練習を指導していて、子供達の動きが遅いなー・・・
ってかドリブルが遅いなー・・・・ とか思う事は非常に多いです。
理由はシンプルで、「レギュラーになれない子供達の中ではそれでOK」だからです
ドリブルを速くしたらミスをするし、疲れるし、コーチに怒られるし・・・ 人間は言い訳の天才なので、「だって」と「でも」を言い出したらキリがありません。
動作スピードを上げようと思ったら、動作が速くなると楽しくてお得な事が待っている状況を理解させるのが一番です。
それがコーチの役割ですし、お父さん・お母さん達がやるべきなのはミスを怒ることでは無く、動作スピードが速くなったらどんなに楽しいかを伝えてあげる事になります。
動作スピードを遅くしていそうな原因4つとその対処法

1:目的がズレている個人練習
- ✕正確に行う
- 〇速く、正確に行う
反復練習自体は全く問題ありませんが、コーンに当たらないようにゆっくりやるだけでは天才以外試合で練習の成果が出てきません。
レギュラーになりたいなら試合を意識してスピードも考えながら練習をやっていきましょう。
2:判断の要素が強すぎて動作スピードに干渉している
上にも書きましたが、プレースピードには判断と動作の2つの要素があります。
コーチ達は最終的には両方を速くする必要があることを知っているため、両方に効率よく負荷がかかるようトレーニングを作成していきます。
しかし、判断の部分に負荷をかけるとその分動作スピードは落ちてしまいます。
- 例1:広いスペースでの1対1の鬼ごっこだとお互いにフルパワーでやれる
- 例2:氷鬼だと味方や相手の状況を判断する必要があるため、常に全力で動くことはできない
動作スピードを速くすればとりあえず試合に出れる確率は上がります。しかし、トレーニングでその部分だけにフォーカスをする事は一般的ではありません。
この部分はコーチのアプローチで練習内容が決まるため、保護者の皆さんが直接コントロールできない部分です
もし我が子のサッカーのサポートをするのであれば私なら
- 鬼ごっこやアジリティトレーニングを効果的に練習に取り入れているスクールでトレーニングを補強してあげる
- 上のカテゴリーに放り込んで無理やり動作スピードを上げる
- 1対1をたくさんやってあげる(スラムダンクの沢北状態にする)
とかをやると思います。
こういう時にお兄ちゃんが同じ競技をやっていると本当にメリットですよね。
自然と上のカテゴリーでプレーをする土壌がありますし、1対1でもチャレンジができる理想的な環境です。
3:自分の身体を扱う能力が低い
これはそもそも動けない場合の話となります。
初心者に多いのですが、いきなりボールのトレーニングから入っても上手くはいきません。
走る・曲がる・跳ぶ・止まる・バランスをとるといった本当に基礎的な能力はどんな競技にも必要です。しかも速く動こうとしているのですから、より高い能力が求められます。
幸い今はアジリティトレーニングやagility trainingで検索すると沢山のトレーニング動画がすぐに見つかります。
ラダーも安いものなら2,000円以内で購入できますし、講習会も5,000円出せば本格的な講義と実技付きの講習会を受けることが可能です。
昔から私が講習会を探すときに使うのはhttp://www.atacknet.co.jp/というトレーナー御用達のサイトです。
最近はtwitterでも面白そうな集まりの情報がどんどん流れてきます。
こういうトレーニングを一緒に出来るのもお子さんが小さい頃だけなので、興味がある方は是非チャレンジしてみてください。
素人だとか、動けないとかは全く気にする必要は全く無いと思います!
4:持久力が無い
鬼ごっこをやるとすぐに分かりますが、特にサッカー・バスケット・ラグビーのようなボールゲームの場合は持久力というのも大切な要素となります。
少年サッカーでも試合は15分以上あります。
速い動作スピードを繰り返し発揮できるのは、それだけでチームにとってメリットとなります。
メリットの大きい選手を使わない監督はいないので、試合に出れる確率は上がります。
ここでのイメージは持久走のイメージよりはシャトルランが速い選手をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
チームで一番距離は走れるけど遅いのではなく、他の子よりちょっとだけ早くちょっとだけ頑張れるというのが現実的な目標だと思います。
最後に
普通の子の場合、レギュラーに近づく最短の道は動作スピードを上げる事だと思います。
しかし、普段の指導の現場でその最短の道を使うことは100%ありません。なぜなら中学生ですぐに頭打ちが来ることを知っているからです。
ではなぜブログでは逆の事を書いているのか?
矛盾しているわけでも何でもなく、初心者に限って言えば「ゲームを楽しめるレベルまで到達しやすい」からです。
まずはプレーに関与する事。達成感を得る事。成功体験を得る事。オフェンスでもディフェンスでも良いので楽しい瞬間を見つける事。
そのためには判断が多少遅くてもミスをカバーできる動作スピードというのは本当に大きな助けとなります。
お子さんが楽しむための第一歩をサポートためにも動作スピードの改善はとてもおススメです。無理のない範囲で一緒にトレーニングしてミスを起こるのではなく、良いチャレンジができたら褒めてあげてください。
プレーを全力で楽しんでいる時が子供達のパフォーマンスの成長期です!