こんにちは! ウイキシ(@uikishi)です。
様々なスポーツにおいて、スピードは勝敗を分ける事もある大きなファクターの1つです。
お子さんの試合を見に行って「もっと足が速かったらなぁ・・・」と思った事の無い保護者はいないでしょう。
今日はそういう時に簡単にできるトレーニングを4つご紹介します。
1:実際に走ってみる
意外に思うかもしれませんが、球技の練習をしている子達は全力スプリントをほとんどしません。
普段やらない動作のスピードや精度が落ちていくのは当然のこと。
まずは細かい事を考えずに、一日30m×5本のダッシュを試してみましょう。
この段階ではタイムを計る必要はありません。
目的は全身を使えるようになる事なので、慣れてきたら次のトレーニングに進んで下さい。
2:坂道を走ってみる
走る動作で重要なのは、お尻の筋肉と股関節周りの筋肉達です。
大人になればウェイトを使ったトレーニングやプライオメトリクストレーニングで効率よく鍛える事ができますが、子供の間は坂道ダッシュがオススメです。
お尻周りにダイレクトに刺激が入るのも良いし、何よりお手軽・安全・無料!
プロの選手も練習に取り入れる程、シンプルですが効果的なトレーニングです。

長友坂(in八丈島)

長友坂(inインテル)
https://youtu.be/NSNjdshBncY?t=65
3:腕ふりを練習する
陸上経験者とそうでない人を見分けるポイントの1つ目がこの腕ふりです。
スピードが上がってくると身体は上下前後左右へと激しく揺さぶられます。
そんな中でリズムを取る・体の軸を安定させるという大事な働きをしています。
ポイントは前では無く肘を後ろに引くように振る事!
腕を振るリズムは同年代・同じくらいの体格で足が速い子が走っている時のリズムを目安にして下さい。
カンの良い子だとすぐにタイムが縮みますよ。
4:ジャンプトレーニング
陸上経験者とそうでない人を見分けるポイント2つ目は、足が地面に接地をしている時間の短さです。
陸上のトップ選手は大げさでもなんでもなく地面を跳ねるようにして進んでいます。
これには2つの大きなメリットがあるからなのです。
「短時間に大きな力が出せる」
「省エネ」
これは身体に元々備わっている伸張反射という機能で、誰でも持っている基本的な能力です。
このお得な能力を効率よく鍛える事ができるがジャンプを使ったトレーニングです。
オススメなのは縄跳びで、3回失敗するまで二重跳びにチャレンジするだけです。
注意点は
・地面についている時間を短くする
・つま先を下げ過ぎない
・やり過ぎないようにする(一日10回も20回もチャレンジしない)
二重跳びが難しいようなら片足跳びでも大丈夫ですよ!
まとめ
足を速くするために簡単にできるトレーニングをご紹介しました。
実際に私が指導をする際には感覚を掴む・動作改善に重点を置くことになります。
上記のトレーニングはどちらかといえば宿題に分類されるものになります。
それは1人でもトレーニングが出来て、安全性・即効性が高いものだからです。
まずは週に2回、1カ月チャレンジしてみてください!
専門的なコーチに依頼をするのはそれからでも遅くありません。