3/30(tue) Mongolia vs SAMURAI BLUE 19:30 KICK OFF

【20-21Premier League Round9】 Tottenham vs Manchester City

65min Tottenham 2-0
Giovani Lo Celso(←Harry Kane

次に、2点目を見ていきます。CBアルデルバイレルドがインターセプトで奪ったボールを、下がってきたケインが受けてドリブルで前進します。

その時、前線に残っていたソン・フンミン、ベルフワインが相手DFラインの裏へ、勝負のパスを受けるためのフリーランニングをはじめました。

結果的には「クリエイティブなムダ走りになってしまいましたが、左サイドにロ・チェルソが走り込む「決定的なスペース」を作り出すことに成功しました(画像④)。

画像④

交代出場したばかりのロ・チェルソも、チャンス!とみるや、爆発的なランニングでハーフウェーライン手前から50m先の「決定的なスペース」へ走り込んで、得点を決めました。

そのような、「2人目、3人目のフリーランニング」があったからこそゴールが生まれました(画像⑤)。

たとえボールが来なくても、何度も何度も、決定的なスペースに向けダッシュを繰り返し、フリーでパスを受けようとする「クリエイティブなムダ走り」こそが勝負を決める要素なのです。

そして、できたスペースを使うため、後方の選手がさらに猛ダッシュで入り込み活用してしまう。そんな「2人目、3人目のフリーランニング」があってこそチャンスが演出できるのです。
 

こうして生まれた2ゴールを守り抜き、モウリーニョ監督のトッテナムはマンチェスター・シティから勝利を得ることができました。

皆さま、つたない文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。
楽しんで頂けたでしょうか?

読んでくれた皆さまが、「この得点の背景はどんなものがあるんだろう?」、「このプレーの良かったとこはどこだろう?」などなど、考えるきっかけになれるように、これからも、投稿していきたいと思います。

試合を見ていて「気づき」がありましたら、また書きたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

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